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『Blue Knights改』プロローグに関する指摘 投稿者: - 2010/10/08(Fri) 13:37:21 No.2631  引用する 
クアットロ(2)  という訳で(?)、先日のチャットで言いました通り、投稿掲示板の『Blue Knights改』の問題点の指摘などを。
 基本的にこちらの作品、問題点は大きく分けて三つ。

 1.文章面の問題
 2.誤字脱字
 3.構成面の問題

 誤字脱字は今回指摘しませんので、1と3について。
 一つ一つ抜き出して指摘する前に、地の文、ちょっと改行が少なすぎるかと。文章量自体は充分なのですが、改行が無いせいで非常に読み辛くなっているので、もう少し改行して読みやすさを考慮しましょう。特に投稿掲示板は行間が狭いので、改行が少ないとより見辛くなります。
 ではまず、日本語としておかしい部分、また文章として妙な部分を抜き出していきます。


・一応目にしている光景に過去の自分が映っており、それを上空から現在の姿をした自分が眺めている形になっているのである上に、そのことを下界の通行人たちは誰1人として気付いている様子ではなかったのである。
→『〜なのである』という表現が重複している。そもそも文脈からしてこの表現を用いる必要が無い。『なっている上に〜』『〜様子ではなかった』で充分。

・だがようやく残暑も終わり秋に移る時期に降り注ぐさわやかな午後の日差しと〜(中略)〜いずれも鮮明であった。
→文頭の『だが』に対比する表現が前文に無い。『いずれも鮮明であった』という結論になるのなら、前文に『ぼやけていた』『不鮮明だった』という文言が必要。

・そして学校側の道路で信号待ちをしている学校の制服姿で現在と同じ髪型になる偏りやや長いセミロングで濃いメタリックカラーをした過去の自分と過去の姿をした自分の友人になる紫色でウェーブがかかったロングヘアーの少女は
→読点が無いので非常に解り辛いうえ読み辛い。この文章だと、『信号待ちをしている学校』や『過去の自分がメタリックカラー(髪に限定されない・肌とか目とか)』など、不可解な修飾表現になってしまう。

・現に過去の少年は少女と挨拶も含めた軽い会話をした後、歩行者用信号が青になったのを見計らい特に深刻そうな様子も感じさせず横断歩道を対岸の歩道に向けて歩き始めていた。
・過去の少年はトラックに撥ねられつい先刻別れた少女の傍らに落下したのであった。
→別れてない。『逆方向に歩いていった』とか『そこで別れた』という文言が一切無い上、この文だと少年と少女が一緒に横断歩道を渡っていると取れる。

・自分自身が交通事故に遭い血溜りの中でうずくまっているのに
→『うずくまる』というのは体を丸くしてしゃがみ込むという意味。かなりシュールな光景になる。

・あまりにも記憶出来た印象が少ないので彼はコメントに苦労したのであった。だが事故当時にはあまり意識せず後に指摘されて気付いた出来事を、はっきりと聞き取り目にする事が出来たのであった。
→『〜のであった』という表現の重複。あらすじじゃないんだから。この表現の重複、後にも頻繁に見られます。

・少女が血溜りの中で今にも意識が消えようとしている少年の名前を
→これも読点が足りない。『少女が血溜まりの中にいる』のか『血溜まりの中で意識が消えそうな少年』なのかが解り辛い。

・現在の少年の視点からでは距離的に大分離れていたので見えづらかったが、彼女の表情は真摯に少年を心配している色がありありと見受けられていた。
→『現在の少年』は上空から俯瞰している視点な為、見え辛いのはむしろ距離ではなく角度のせいではないか。また『見え辛い』のに『ありありと見受けられていた』が矛盾する。

・ずっと他人に本心を見せず心を閉ざしていた少年
→ここまでそれらしい描写・文言が一切無いのに、唐突に出てきている。

・意識の覚醒した安海が呟き次に目にした光景は、事故の後自分が運び込まれ入院していた病院5階のとある病室であった。
→『意識の覚醒した』は、つまり『夢から覚めた』という意味。にも関わらずこれ以降の病室のシーンが未だ夢の続きであるという描写、夢から再度覚めるという描写がある。
→また、『目にした光景』でしか無いのに、五階という事まで理解しているのが不自然。この場合は『上方から俯瞰する』描写でも無いので余計に。

・普通なら見舞いの品がいくつもあってもおかしくないのだが、事故後行われた治療目的の手術の反動により面会謝絶の状態にあったので、置かれた見舞い品が例外として入室したある人物が花瓶に活けた花しかなかったのである。
→これも上記と同様。『安海の目にした光景』しか描写出来ないのに、その裏側まで把握している。この場合は改行して、『安海の見ている光景』と『その裏側』を分けるべき。

・「ここは、どこなんだ? どこかの病室みたいだけど……そうか、僕は確かトラックに轢かれたんだった。だとすると、僕は病院に運ばれ手術を受けて、生き残ったのか。日にちは9月30日みたいだが」
→これは余談だが、独り言が多すぎないか。これ一々口に出す子供って妙に不気味な気がする。

・しかし現在の安海に気付いた様子もなく
→現在の安海が(幽霊のように)その場に居る、という描写が無いので、すごい唐突感がある。
→先にも言ったよう、『意識が覚醒する』という事は『夢から覚める』、つまり『これは現実である』という意味。現実なのに夢を見ている、という矛盾しまくった事になる。

・胸に黄色のリボンを付けた腰まで伸びた紫色の髪に割合大柄な体格をした女性
→これ、普通に取ると、『紫色の髪が胸にリボンを付けている』という意味になります。これも読点が足りないため。

・そうね、まだ聞いてないだろうから名乗るわ
→安海が質問してるのに、『まだ聞いてないだろうから』って何。もし既に安海が他の人から聞いてれば『もう聞いてるだろうから名乗らない』? 凄く嫌な人に思える。

・もちろんそれについてもちゃんと話すから安心してね。私としてはこれから安海君に質問されても答えるけど、何から聞きたい?
→『ちゃんと話すから』と言った直後に『何から聞きたい』は明らかにおかしい。先に忍が最低限の情報を提示するのが筋で、これ会話の主導権以前の問題。

・この時はいい加減な返答をして欲しくないと同時に全く知らない上に、油断のない女性と話していた関係上少なからず緊張していたと安海は分析していた。
→何を『全く知らない』のかが不明。忍の事か、忍の話す内容の事か。

・もちろん待遇とかはきっちりさせるから
→この時点では口約束にしろ、具体的にどういう待遇を用意するのかを説明するのが筋では。

・説明が込み入りそうだから安海館が退院してからちゃんと話すわ
→質問に答える、と言っておきながら『後で話す』はどう考えても変。普通、こういう事を言う人間は交渉において信用されない。相手が七歳の子供だから舐めたのか?

・これは知らないみたいだったのね
→だった、と過去形を入れる必要が無い。『安海くんは知らないみたいだったのよね』と第三者に言うならまだしも、本人に言うのは変。

・僕が国連軍に入る理由は今の所ないと思うのですが、どうでしょうか?
→そもそも忍は『入ってくれないか?』と勧誘に来ている。義務のように『魔法部隊に入りなさい!』なら『理由が無い』も通るが、勧誘である以上、理由は安海が見つけるもの。忍が『こういう理由だから入ってくれ』という筋合いではないし、ましてそれを安海が問う事では無い。ひねくれた中学生か。

・これまではしっかりと応じた忍さんであったが
→何故かここだけ敬称つき。

・なので話に対し斜めに構えていたのだが、この直後にこれまでの常識が崩れる事態に直面する事になった。
→『斜めに構える』という言葉は無い。正確には『斜に構える』で、しかもここまでの安海には当て嵌まらない表現(『斜に構える』は『普通でない、気取った態度』という意味)と言える。また『常識が崩れる事態』は『何かが(具体的に)起こった』際に使われる為、『忍に事情を話された』だけでは普通使われない。

・「それは僕の、情に訴えて丸めこむ意図の表れですか?」
→この文だと、『情に訴えて丸め込もう』としているのが安海側になる。しかもそれを疑問にしているから余計に変。『僕はこれから朝食を食べるんですか?』と同レベル。

・自分が巻き込まれたケンカを仲裁して知り合い仲良くなって初めて出来た男の子の友達になる安海君
→そんな描写は無い。これがプロローグである以上、『前提としてこういう設定があったんです』は通じない。読者にしてみれば、有りもしない事をいきなり前提にされている。

・しかも安海君があまり本心を明かさないよう何処かそっけなく接していても
→忍は安海と初対面の筈なのに、何故普段の安海を知っているのか。すずかから聞いていたとしても、そういう描写も文言も無いので唐突。

・安海君はお父さんの仕事を見ているせいで、人間を根底の部分で信じられない醜く嫌な存在ってとらえていると思うけど
→父親の仕事に関して、この時点では一切触れられていない。そのせいで人間不信と言われても訳がわからない。

・付いてからは特に手のかからない子として過ごしてきた小早川安海は両親が自分の前で涙を流した記憶をこの時まで持ち合わせていなかった。
→この文だと、問題があるのはむしろ親の側に見える。『子供の為に泣こうとしない親』という感じで。手のかからない子供だった、という事の描写として明らかに不適切。

・1年半以上過ぎた今の安海が聞いても十分安心できる一言であったが、
→事故に遭ったのが二年前の九月二十八日。しかしこの病室のシーンは九月三十日。二日だけなのに半年以上経っているのはどういう事か。

・けれど今まで性悪説を主体に信じていて仕事にかまけていた父親が何をいようと、信じてもらえないと思うが一言言わせてくれ
→この時点まで一言も『父親は性悪説論者』という描写が無かった。唐突すぎる。
→しかもこの後、父親は何も言わず、頭を下げただけで病室を後にしている。『言わせてくれ』って言ったのなら何か言ってよ父さん。

・けどこれで、安海君も人の心にあるのは悪意だけじゃないって分かったでしょ?
→これも同様、ここまで『安海が他人に本心を見せないのは、人の心は悪意だけと知っていたから』という描写が皆無。そもそも人間不信は父親の仕事のせいではなかったか。

・客観的な基準から考慮すれば忍の話は良い部類に該当するのであるが
→客観的な基準からすれば、忍の話は胡散臭く思えるものではないのか。少なくとも家族や友人ならともかく、初対面の人間にいきなり言うと『本気かこいつ?』となる話では。

・だが忍が挙げた2人に対してこの時彼は借りを――特にすずかに対し抱くようになった。
→忍が挙げた二人は誰と誰か。すずかというのは判るがもう一人は父親か? 少なくとも父親に借りを作ったと感じる描写など皆無だったが。

・何気なく思い決めた決意をついに口にするのであった。
→何気ない決意に『ついに』という大仰な表現を使うのが妙。『なんと! 驚いた事に彼はまばたきをしたのである!!』と同レベル。

・夢から覚醒する合図なのであろうか
→先にも言ったよう、『夢から覚醒して』病院のシーンなのに、再度覚醒するのはどういう事か。
→そのせいで、「夢、だったか。やっぱり予想通りか」という台詞も、これ実は夢なんじゃ? と思えてしまう。

・本心を話せる友人に師匠と第一線で主力として戦闘可能な国連軍魔法部隊所属の魔導師と異能者の力を得る事になった
→読点が無いため、『友人に師匠が出来た』という意味に見えたり、また『友人・師匠・魔導師』を手に入れ、その他に『異能者の力』が手に入ったという意味にも見える。

・自分の気持ちと友人と、すずかに彼女の気持ちに恥じない為にも戦い抜いて生きて勝つ
→この場合、『すずか=彼女』だと思われるが、文章からすると『自分の気持ち・友人・すずか・彼女』と、すずかと彼女が別物と見える。



 以上、文章として変な部分の抜粋でした。
 ちょっと幾ら何でも多すぎるかな、と。地の文が足りないと指摘されて増やしたのかもしれませんが、日本語として破綻していたり、話の筋が通らない文章がその分増えるんじゃ何の意味もありません。
 原因としては、『正しい日本語を理解していない』『描写されてない事をあたかも前提のように言っている』『話の組み立てが稚拙』の三つからだと思います。
 これはもう頑張れば直るってレベルでは無いので、まず商業誌でも何でも、とにかくちゃんとした小説を読むところから始めましょう。文章を書く為に最低限必要な『正しい文章はこういうものだ』という基準が、YUさんの中に無いように思えます。
 では続いて、構成についての問題。

Re: 『Blue Knights改』プロローグに関する... 投稿者: - 2010/10/08(Fri) 13:37:51 No.2632  引用する 
クアットロ(2)  構成に関して。
 第一話を見る限り、全体的に描写を端折りすぎという感があります。
 
 プロローグというのは基本的に二種類で、『第一話の前に、どうして第一話の状況になったのか』を示すためのものと、『第一話以降の見せ場を先にちょっとだけ見せる事で、読者を作品に引き込む』為のものであると考える訳です。透水のSSは後者、YUさんのSSは前者ですね。

 が、YUさんのプロローグを見る限り、『プロローグ以前に片付いている話』が妙に多い。プロローグのプロローグが無いと話が解らない状態な訳です。
 ざっと抜き出してみても、

・安海(七歳時点)とすずかがどうして仲良くなったのか? 原作のなのは・アリサ・すずかの喧嘩に安海がどういう感じに絡んでいたのか?
・小早川安海の性格はどのようにして出来上がったのか?
・どうして忍(とらハキャラ)が国連軍魔法部隊(シャッフル設定?)を設立しようと動いているのか?
・神界&魔界の存在、時空管理局の存在が明らかになった経緯は?
・リリなのともシャッフルとも違う独自の世界観が構築されている筈なのに、それは一般人にとって取るに足りないレベルの事なのか?
・世界初の『魔族から人間への臓器移植』である筈なのに、なぜ術後二日(しかも患者がまだ目覚めていないうちに)で『患者は魔法や異能が使えるようになった』と判明しているのか?
・魔族のドナーって誰?
・死にかけで臓器移植を待つ患者なんて幾らでもいるのに、安海に優先して臓器移植されたのは何故?
・安海と父親の確執が存在していたのか? それは一体どういうものだったのか?
・安海が魔導師や異能者として成長(第一線で戦闘可能な程度には)するまでの経緯は?
・安海だけでなく、すずかまで国連軍魔法部隊に入隊した動機は何か?

 これらが描写ではなく、既に『そういう設定です』と言わんばかりの状態で出ている為、まるで話が見えてきません。
 後々回想編か何かで書くとするのなら、そもそもプロローグの必要が無い訳です。第一話の状況に繋げる為のプロローグなんですから。
 正直に言ってしまうと、これプロローグとしての態を成していません。単なる総集編です。しかも割と出来が悪い、名シーン繋げましたってだけの。



 また、かなり御都合主義というか、話が安海に良いように流れてる気がします。

・すずかが(プロローグの時点で)安海に好意を抱いている。
・忍は妹が好意を抱く相手を、こちらも好意的に見ている(第一印象と言っている事から、顔だけで判断している感がある)。
・ちょっと死にかけただけであっさり魔法や異能を手に入れた。
・しかも内臓の大半を移植したにも関わらず、手術からたった二日で普通に会話が出来るレベルまで快復している。
・忍は安海の性格や家庭の事情を当然のように把握している。
・魔法や異能のレベルや種類も不明な上、それを使ってもいない相手をスカウトに来るというのはどういう事か(もし使う度に命を縮める異能とかならどうするつもりだったのか)。
・忍が安海の性格について触れた途端、その性格を作った原因である父親が登場。謝って退場。コントのような流れです。
・初対面の人間からの『後で説明する』『待遇はきっちりさせる(口約束)』という曖昧な言葉を変と思わず、借りが出来たというだけで進路(?)を即断している。

 等々、話が盛り上がる要素を全て『安海に都合良く進みました』とあっさり終わらせてしまっています。



 以前、透水はチャットでYUさんに『YUさんの作品は自分が気持ち良くなる為だけのもので、他人に見せるという事を考えていない』と言いました。
 プロローグの前書きに従来と別の姿勢及びコンセプトで全面改訂とあるのはそれを受けての事であり、その為の改訂であると思うのですが、実際まるで改善されていないというのが正直なところです。

・『自分が書きたいところだけ書く』から描写無しに設定だけぽんと出して書いてる。
・『すずか(ヒロイン)に好かれたい・苦労しないで強くなりたい』からあっさり異能を手に入れたしすずかは安海を救ってくれた。

 ……何が変わったの? と思わざるを得ません。
 もしYUさんが『俺は気持ち良くなりたいから書いてるんだ! お前等は俺を褒めてれば良いんだ!』と胸を張って言うのなら、別に透水は(軽蔑こそすれ)何も言いません。そういうSS作家はいっぱいいますし、むしろそういう正直な人の方が好感持てます(笑)。
 が、『改善します』『読者の事も考えます』と言っておきながらその実『俺は気持ち良くなりたいから〜』でしか無いSSだから、透水は執拗に批判しているのだと。そうご理解頂ければ幸いです。

 以上、プロローグに関してはこんなところで。
 それでは。

投稿者 No. 削除キー

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